お米を洗って、蒸します。
日本酒の仕込にとって、原料米の処理はとっても大事。
お米をしっかり研ぐと、ご飯がおいしくなるのと一緒ですね。
特に麹に使うお米は大量の水でしっかり手洗い。
手洗いといっても100kgくらい洗うこともあるので、写真のような簡単な米洗い器を使います。
こんなに水を使うのか!というくらい大量の水で贅沢に洗います。
日本酒造りは、きれいな水が豊富な日本だからできることだと痛感します。
洗った米をザルのまま水に浸して、水を吸わせます。
約30%の水分になるよう時間を計測。
水温によっても変わる、10秒単位のシビアな管理です。
水を充分切って、適切な水分を含んだお米はパラパラの状態。
真っ白で綺麗。
麹米は水分が肝心。
ベタベタ柔らかい蒸米では良い麹になりません。
ご覧のように、蒸し上がった米は「おこわ」のように固く、弾力ある状態。
真珠のようでキラキラ綺麗です。
うん、良い麹ができそう!
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