封を切ると漂う、麦を焦がしたような芳ばしい香り。
濃厚な味わいに、ビターチョコのような程よい苦味。
常圧蒸留後、無濾過で2年間しっかりと自然熟成させた
骨太く迫力ある味わいが印象的な焼酎です。
ロック・水割りがおすすめで、特に水割りは潜んでいた
甘みと旨みが現れ、肉料理や、脂の乗った刺身などともよく合います。
原材料 |
大麦・大麦麹 |
アルコール分 |
25% |
飲み方 |
ロックか水割りで、お楽しみ下さい。 |
容量・価格 |
720ml・1,386円(税抜価格1,260円) |
ラベルの顔は福岡県の郷土玩具「柳川凧(たこ)」に描かれた
金太郎さんです。こちらは骨太な「胡坐」の常圧のクセを
できるだけおさえ、果実のような甘い香り、常圧の程よい芳ばしさと
おだやかな味わいに仕上げました。
昔、子どもが元気に育つように、金太郎の顔を描いてあげた凧。
どっしりと胡座をかいて筑後平野を見渡し酒を飲む、そんな父親を
「胡坐」とたとえ、そのこどものように素直な、されど父親ゆずりの
ひとクセがしっかりと心とらえる焼酎です。
原材料 |
大麦・大麦麹 |
アルコール分 |
25% |
飲み方 |
ロック、またはお湯割りで。ロックは甘みのある |
容量・価格 |
720ml・1,320円(税抜価格1,200円) |
蒅(すくも)のまろやかさの秘密は熟成です。
高精白麦を使用し、減圧蒸留で蒸留後、
約1年間じっくりと熟成させました。
科学的な処理をせず、時間をかけて生まれた自然な焼酎です。
重要無形文化財の久留米絣をモチーフにした高級感のある和紙ラベル。
被せの布は、本物の久留米絣です。
原材料 |
大麦・大麦麹 |
アルコール分 |
25% |
飲み方 |
ロック、お湯割り、水割りともにおすすめ。 |
容量・価格 |
720ml・1,386円(税抜価格1,260円) |
常圧蒸溜後、人為的な濾過をいっさいせずに貯蔵する方法を、
池亀では「自然熟成」と呼んでいます。熟成を自然に任せ、
浮いてくる油分を手作業で何度も取り除き熟成させる、
非常に手のかかる、現在ではほとんど行われなくなった
古典的な熟成法です。自然熟成を行うためには、
原酒に力があること、熟成を見極める杜氏の技術が
必要とされます。
胡坐などの、そのどっしりとした味わいは、常圧蒸留の特色を
最大限残す、その受け継がれた自然熟成にあるのです。
高精白の丸米を使用し、まるで吟醸酒を造るように
丁寧に手間をかけて仕込んだ米焼酎。
花のような香りと、淡雪のようにふわりと柔らかな口当たり。
すきとおった素直な米の旨みは一膳のご飯のごとく、すき焼き、
味噌・醤油の煮込み料理や、野菜料理との相性がいい米焼酎です。
ロック、水割り、ともにおすすめ。
池亀の蔵の前を流れる、筑後川をイメージした一本です。
原材料 |
米・米麹 |
アルコール分 |
20% |
飲み方 |
ロック、水割りともにおすすめ。 |
容量・価格 |
720ml・1,386円(税抜価格1,260円) |
独自の低温減圧製法で、吟醸酒の酒粕を原料に仕込んだ、
今までに例をみない「限定米焼酎」です。
そのフルーティーな香りとはうらはらな、切れ味のいい淡麗辛口。
熟成したまろやかさがクセになる米焼酎で、
どんな食にも寄り添います。
ロックはもちろん、レモンやカボス割りもお勧めです。
炭酸割りでもどうぞ。
原材料 |
米・酒粕・米麹 |
アルコール分 |
25% |
飲み方 |
ロック、ストレート、炭酸割りでお楽しみ下さい。 |
容量・価格 |
720ml・1,265円(税抜価格1,150円) |
蔵を訪れたイタリア人たちが「日本のグラッパ」と賞賛した逸品。
吟醸酒の酒粕で仕込んだ「流石」の貴重な原酒で、
年間300本のみの特別限定品です。
スピリッツのような繊細な香りと、迫力ある甘みと
辛みを持ち合わせた米焼酎。冷凍庫で凍らせて
(髙アルコール度数のため凍結しません)、
ショットグラスで楽しむのも一興。とろりとしたその原酒は、
濃厚でなめらかな甘みと爽快なのどごしを楽しめます。
原材料 |
米・酒粕・米麹 |
アルコール分 |
43% |
飲み方 |
ロック、ストレートで。特にストレートは |
容量・価格 |
375ml・1,705円(税抜価格1,550円) |
日本三大河川のひとつ、筑紫次郎の名をもつ筑後川。
暴れ川の異名もあり、その歴史は大水の歴史でした。
江戸時代、先人の叡智によって堰が築かれ、平野にその水が
流れ込むようになってから、筑後平野は一大穀倉地帯となり、
米、麦の産地となりました。
池亀はその、地元の米や麦を出来る限り使い、
酒造りをしています。麦焼酎は山や平野のように
どっしりとした麦焼酎、川の流れのように凛として
すっきりとした米焼酎。その違いも、ぜひお楽しみ下さい。
2010年6月、居合道の師範でもある、彫刻家、
熊井和彦さんを慕って、イタリアのミラノと、
アスコリ・ピッチェーノから来日されたお弟子さん
4人が来蔵されました。
いずれも日本武道の師範で、日本文化に
日本人以上に造詣が深く、池亀の蔵を案内し、
酒を試飲していただくことに。
気に入っていただいたのは、
純米吟醸「黒兜」、そして米焼酎「流石」の
43%の原酒。「日本の上質なグラッパ」といわれ、
うれしい限りでした。
最後は甘酒ソフトでにっこり。ワインとジェラート
の国との、異文化交流の楽しいひとときでした。