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2012.7.23 / 蔵人ブログ, 酒造り

梅酒の仕込み

今年も7月上旬に梅酒を仕込みました。
弊社の特徴は、桃のような甘い香りの「完熟梅」を使用していること。
「完熟梅」は、熟して木から落ちる寸前の梅を、農家の方がひとつひとつ丁寧に手作業で収穫したものです。

弊社の完熟梅は「福岡県 立花町産」と「大分県 大山町産」。
味も香りも一流品です。

「青梅」も収穫した後時間が経つと熟して良い香りがしてきますが、
酸味が落ちるので 美味しい梅酒にはなりません。


ダンボールに表示されているように等級は「秀」、階級は「3L」。
作柄にもよりますが、その年に取れた一番大きくて品質のよいものを使用しています。


今年は昨年より作柄が良く、粒も揃っています。


たっぷりの水を使い、ていねいに手洗いします。
水を切って、タンクに投入。


砂糖と米焼酎または日本酒で仕込み、半年から1年寝かせて商品になります。
米焼酎で仕込んだ梅酒は「ゼリー梅酒」に、日本酒で仕込んだものは「とろとろの にごり梅酒」になります。


口っぱいに広がる「完熟梅」の美味しさ。
是非お試しを。