秘伝の黒麹酒と秘密の料理・蔵に旅する彫刻展
池亀には、今はつかわれなくなった元穀物倉庫があります。
その蔵で、ミラノ在住の世界的彫刻家、熊井和彦さんの彫刻展を開催されました。
巨大な石の彫刻の搬入は、いつもは酒を運ぶリフトを使って行い、
天井の梁からは、この空間のためにつくられたワイヤーによる彫刻がふわり。
蔵の雰囲気は一変しました。
彫刻と、この古い蔵はとても相性が良いようです。
熊井さんが酒豪であるということがご縁で実現した、アートと酒蔵のコラボレーションでした。
この催しはいろんな人たちが集い、旅を手作りする「久留米まち旅博覧会」の一環。
第3回となるこの春より、池亀も参加することとなりました。
同時開催された「秘伝の黒麹酒と秘密の料理」では、
豊かな久留米の農産物や、リバーワイルドのみのう赤豚やゆむたの卵、
池亀の豆腐の粕漬けなどを素材に、黒麹で仕込んだ純米吟醸「黒兜」にあわせた料理を、
福岡の「文明開化」の川上さんにお引き受けいただき、いつもは静かな蔵も、
まさにキッチンスタジアム。
20名満席となった会場は、酒談義と、食いしん坊談義で実に賑やかでした。
最後にはリュートコンサートというサプライズもあり、
甘酒をつかった特製スウィーツも大好評。
いろんな方々のご縁で実現できた料理会でしたが、酒ありて、食なお楽し。
素晴らしい一日でした。
蔵に旅する彫刻展 熊井和彦+池亀酒造
2010.4.19-5.1
リュートコンサート:深町信秀
久留米まち旅博覧会2010春 秘伝の黒麹酒と秘密の料理
2010.4.29
料理人:川上勝久(文明開化)
コーディネート・写真:高山美佳(LOCAL & DESIGN, Inc.)
< 新しい記事:KONISHIKIさんプロデュースのココナッツリキュール「椰子」が完成しました
過去の記事:「黒兜」の輸出第二便を出荷しました。 >