酒造りへの思い

酒造りへの思い

変わるものと、変わらないもの。
変わらないのは、人の思い。

家族・友人・身近な人のしあわせ。
美味しい酒を造りたい。
人の喜ぶ酒を造りたい。
酒造りを通して世の中の役に立ちたい。

創業より145年。蔵が朽ち、人や時代が変わっても、
蔵人の酒造りに対する思いは変わりません。

発酵は小宇宙。微生物と対話した軌跡は、感動を与える個性豊かな酒になります。
微生物を知らない先人たちは、米が酒に変化する神秘的な現象である
酒造りを神事と結びつけ、精神性の高いものにしました。

自然と人に感謝し、時代とともに造る酒は変わっても、
酒造りの文化性・精神性を、大事に継承していきたいと思います。

良き伝統は守りながら、頑なではなく柔軟な酒造りに取り組み、
酔う酒ではなく、新鮮な驚きと感動を与える酒文化を発信します。
そして、子供達に美しい田園を残せるよう、お米をたくさん使って
地元の農業を応援していきたい。それが私どもの、願いです。

 

池亀酒造 株式会社
代表取締役社長 蒲池 輝行